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 中途絶版シリーズ・続き
角川文庫「冥界の門」シリーズ

ドラゴンランス戦記」シリーズのマーガレット=ワイスとトレイシー=ヒックマンと聞けば、ご存知の方も多いのではないでしょうか。原書で全7巻まで出ていますが、日本ではそのうちの3巻分計7冊が刊行されたところで打ち切りになってしまいました。冥界の門の舞台は、古代の光と闇の半神達の戦いの末に引き裂かれてしまった世界で、エルフやドワーフや魔法の出てくる所謂「剣と魔法のファンタジー世界」・・・と聞くと実に凡庸でひねりのない設定のようですが、この小説のミソは主人公が半神の一人、しかも闇の側の半神であるということでしょう。

古代の戦いでは光の半神たちが勝利しており、彼らによって世界は4つの「完璧な」小世界に分離されました。闇の半神たちは矯正施設となるべき迷宮の世界に閉じ込められてしまいました。しかし、光の半神たちの魔法にどこかで綻びが生じ、完璧なはずの4つの世界は災厄に見舞われ、迷宮の世界は死の罠で満ちあふれます。闇の半神たちが何十世代もかけて迷宮の世界を逃げ出すと、牢番であったはずの光の半神たちは姿を消しています。主人公は闇の半神の王に命じられ、神としての力を隠してスパイとして4つの世界に調査と破壊工作にでかけることとなります。

先にエルフやドワーフが登場すると書きましたが、この4つの世界のそれぞれで人間・エルフ・ドワーフの各種族が全く異なった文化的発展を遂げているのが面白いところです。例えば、第一巻の舞台である「空の世界」では、エルフは軍事技術を発展させて大帝国を築き、人間たちを支配しています。また、ドワーフは光の半神の残した謎の巨大機械を崇拝してこのメンテナンスに生涯を捧げていますが、一方でこの機械の副産物に目を付けたエルフは神の使徒を称し、ドワーフたちを搾取しています。第二巻の舞台である「火の世界」では、人間の諸侯が覇権を賭けて争う一方で、エルフは商業を発展させ、暴利を貪っています。ドワーフたちは人間ともエルフとも接触せず、隔絶した生活を送っています。

また、4つの世界そのものも実に特徴的です。空の世界では浮遊大陸が舞台となって、ここでは人間の魔術師が支配するドラゴンたちや、エルフの築いた飛行船が駆け巡っています。石の世界はどこまでも続く地底の洞窟とマグマの川で構成され、地表は氷に閉ざされています。

後半の巻のストーリー展開にはやや強引なところもあるものの、魅力ある設定とキャラクターに支えられた良作です。
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(2005/03/03(木) 08:47)

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