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 ディバイデッド・フロント
さて、今回の話題は「絶版になってしまった傑作小説」・・・はやめて、もう少し明るい話題にしましょう。
角川スニーカー文庫の新刊、ディバイデッド・フロント最終巻を読了したので書評など。

さて、このシリーズの概略を説明すると「人類の未来を守るため、異世界の怪物と戦う少年少女の物語」・・・って、あまりにありきたりに感じられますが、いわゆるファンタジーものではなく近未来もの、主人公は選ばれた勇者でも何でもなく自衛隊に属する一兵卒です。ご存知の方ならば「ガンパレードマーチ系」の一言でお分かりでしょう。

結論から言えば、かなり楽しめました。角川スニーカーとは思えないほど絶望的な状況を舞台にしながら、その絶望的な状況の中で前向きに努力する登場人物の姿が非常に良く描かれています。また、著者の高瀬彼方氏十八番の心理描写も実に巧く、過酷な状況を実にリアルに読者に投げかけてきます。正直、角川スニーカーでこれだけ読ませる作品というのもそうそうないのではないかと思います。

さて、読み手に希望を与えることをテーマとした小説の書き方というものは、およそ二種類に分類されると思います。「現実が暗く救いのないものである以上、小説の中では夢や希望に満ちた世界を描くべきである」というポリシーに基づくものと、「現実が暗く救いのないものである以上、暗く救いのない状況で前向きに努力する人々を描くべきである」というポリシーに基づくものです。ディバイデッド・フロントは、明らかに後者に属します。

平和な場所に残された家族のために、隣で戦う戦友のために、主人公たちは戦います。しかし、この小説は「滅び行くであろう世界」を舞台にしており、主人公たちはただの一兵卒に過ぎません。主人公の努力で救われる人々は確実にいる・・・しかし、主人公の努力で世界に平和が訪れることもまたありません。世界を救うようなお気楽大団円エンディングではなく、フィクションの世界でのリアルな戦争潭を通じて読み手に希望を与える、ディバイデッド・フロントはそんな物語です。
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(2005/03/08(火) 21:15)

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